パリ五輪選手村でコンドーム無料配布、心の健康にも配慮

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パリ五輪のロゴが掲げられたパリ市庁舎/Pascal Le Segretain/Getty Images

パリ五輪のロゴが掲げられたパリ市庁舎/Pascal Le Segretain/Getty Images

(CNN) 2024年パリオリンピック組織委員会は、選手村で選手にコンドームを無料で配り、心のケアやネットいじめ対応を支援すると発表した。

組織委員会によると、7月~8月にかけて選手やスタッフ1万4500人の滞在が見込まれるオリンピック村で、男性用コンドーム20万個、女性用コンドーム2万個、デンタルダム1万個を用意する。

選手の心と体の健康にも配慮して1日600~700人を診療できるクリニックを設け、さまざまな疾患の専門医やMRI検査装置、医薬品をそろえる。

オリンピック史上初めて心の健康の専用スペースも設ける予定。「非常に若くてSNSと一緒に生まれ、必ずしも正しい習慣を身に着けていない世代もいる」と救急担当調整官はコメントしている。

選手を対象にネットいじめに関する啓発キャンペーンも実施すると同調整官は言い添えた。SNSは勝利した選手にとって励みになるかもしれないが、特に選手が敗れた場合などは「体格や体重に関連した性差別的、人種差別的コメント」などに傷つけられることもあるとしている。

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