カメルーン選手7人が行方不明に ロンドン五輪
ロンドン(CNN) 西アフリカのカメルーンからロンドン五輪に参加していた選手のうち7人が行方不明になっている。同国の選手団が7日に明らかにした。
行方不明になっているのはボクシングの男子選手5人と女子サッカー選手1人、水泳の男子選手1人の計7人。ボクシングの5人は6日から、サッカー選手は7月26日から姿が見えなくなり、同選手団がロンドン五輪組織委員会と在英カメルーン高等弁務官事務所に連絡したという。
7人からの連絡は途絶えたままだが、選手団代表は、カメルーンに帰国するまでには7人が戻ってくると「信じたい」と話している。
英当局によると、五輪出場のため英国に滞在している選手は選手村を自由に出入りできる。選手と大会関係者は3月30日から11月8日までの間、ビザなしで英国に入国して滞在することが可能。ただし滞在期限は11月8日で切れる。
英内務省、カメルーン外務省とも、行方不明選手についてのコメントは避けた。
カメルーンは人口約2000万人。ロンドン五輪には30人以上の選手を送り込んでいるが、これまでのところメダルは獲得していない。行方不明になった選手が英国への亡命を希望しているのかどうかは不明。