米大統領選、激戦州攻防続く オバマ氏が僅差で優位か

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(CNN) 米大統領選挙は6日の投票日まであと5日に迫った1日現在も、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー氏が接戦を続けている。しかし支持率調査の「誤差の範囲内」の数字に目を向けると、オバマ大統領の方がわずかながらリードしているように見える。

オバマ大統領は1日、3州をまたぐ遊説の締めくくりとしてコロラド州の集会に登場した。CNNとORCインターナショナルがこの日発表した投票に行く可能性が高い有権者の調査によれば、同州での支持率はオバマ氏が50%、ロムニー氏が48%。2ポイントの差は、誤差の範囲内とも言える。

コロラド州では同じ日に共和党の副大統領候補ライアン氏も集会を開き、ロムニー氏は3日に同州入りする。

アメリカン・リサーチ・グループが先週末に実施した同州の世論調査では、ロムニー氏の支持率が48%でオバマ氏は47%、NBCとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などの調査では48%で互角だった。

激戦州の大部分に言えることだが、支持率は有権者の性別によって大きな開きがある。CNNの調査では、男性の支持率はロムニー氏の方が10ポイント高く、女性はオバマ氏の方が13ポイント高かった。また、所得による差も大きく、低所得層ではオバマ氏が大幅にリードする一方、前年の所得が5万ドルを上回る層ではオバマ、ロムニー両氏とも49%の支持率だった。

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