NASA管制室のモヒカン刈り職員、ネットで一躍有名に 頭に星のマーク
(CNN) 火星探査機「キュリオシティ」の地表着陸で、興奮に包まれた米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)の管制室。その模様を伝える映像の中でひときわ目立っていたのが、モヒカン刈りの職員の姿だ。
この職員はボバック・ファードーシ氏。赤と黒のモヒカン刈りに黄色の星を配した髪型が、インターネット上で瞬く間に注目を集めた。
ネット上には、同氏の姿に「探査機を着陸させたモヒカン男」「着陸操作に追われて有名人になったのも気付かず」などと字幕をかぶせた画像や似顔絵などが、続々と掲載された。
ボバック氏は短文投稿サイト「ツイッター」で「みんなに髪型のことを聞かれるが、これがその写真」と画像を紹介した。これまでも仕事で大きな節目を迎えるたびに、記念の髪型を工夫してきたという。
ツイッターでは「NASAにモヒカンの職員がいる。科学もパンクの時代ね」「モヒカン男にハートを奪われた」「モヒカンのJPL職員にプラス50点」といった声が相次いだ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記と称して「急告、NASAのモヒカン野郎を追うべし。ロケットの射程延長に助力を請う」と呼び掛ける偽ツイートまで登場した。
本人は「インターネットには参った、ありがとう。友だちやチームの仲間とお祝いに行ってくるよ」と返し、チームが大きな成果を挙げたらまた違う髪型に挑戦するかもしれないとも話した。