米国家安全保障局、ネット大手のサーバからデータ収集か
(CNN) 英紙ガーディアンなどは6日、米国家安全保障局(NSA)がマイクロソフトやアップルといったインターネット大手企業のサーバにアクセスして、電子メールや写真といった個人のデータを引き出していると報じた。
ガーディアンおよび米ワシントン・ポスト紙の報道によると、NSAはマイクロソフト、アップル、グーグル、ヤフー、フェイスブックなど大手9社の中央サーバーにアクセスしているとされる。このプロジェクトは「PRISM」と呼ばれ、ポスト紙は計画の概要について説明した文書を入手したという。
NSAは電子通信を監視している米国の情報機関。PRISMは2007年から存在しており、以後「飛躍的に拡大」したとポスト紙は伝えている。
ガーディアンが掲載したスライドによると、データ収集は2007年のマイクロソフトから始まり、08年から12年にかけてヤフー、グーグル、フェイスブック、ユーチューブ、スカイプ、アップルなどに対象が広がった。