ベネズエラ大統領、元CIA職員の亡命受け入れ表明
(CNN) 南米ベネズエラのマドゥロ大統領は5日、米国家安全保障局(NSA)の監視活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者の亡命を受け入れると表明した。国営AVN通信が伝えた。
受け入れに関する詳細は明らかになっていない。
中米ニカラグアのオルテガ大統領も同日、「環境が許せば、スノーデン容疑者の亡命を喜んで受け入れる」と発言していた。
スノーデン容疑者はベネズエラやニカラグアを含む20以上の国に亡命を申請していた。
一方、スノーデン容疑者が同じく亡命を申請していたアイスランドでは、議会が亡命案の審議を拒否しており、亡命は認められない見通しだ。同国のある議員によると、下院議長が亡命案を議題として取り上げることを拒否し、さらに大半の議員が同案の口頭による採決を拒否したという。
フランスとイタリアも4日にスノーデン容疑者の亡命申請を却下した。