グーグルのOS「アンドロイド」、テレビや車にも進出
サンフランシスコ(CNNMoney) 米グーグルは25日、サンフランシスコで開いた年次開発者会議で、スマートフォン向けOS(基本ソフト)「アンドロイド」の機能を拡張した腕時計やテレビ、自動車向けの基本ソフトを発表した。
スマートウオッチ向けの「アンドロイド・ウエア」は同社が3月に開発計画を発表していたもので、今回詳しい機能や仕様が公開された。
これを搭載した腕時計は音声で操作でき、スマートフォンのアプリと連動させることも可能。腕時計に話しかけて電話してきた相手を確認したり、スマートフォンからメッセージを送信したり、予定の通知機能を設定したりといった使い方ができる。アプリはスマートフォンにインストールすると、自動的に同期される。
グーグルのアプリ販売ストアでは同日から、韓国LGやサムスン製のスマートウオッチの注文受け付けを開始した。
テレビ向けの「アンドロイドTV」では、スマートフォンやスマートウオッチをテレビのリモコンとして利用でき、映画や番組、アプリ、ゲームなどをテレビ画面に表示できる。