ロシア兵が「自撮り」を投稿 ウクライナへの越境が発覚か
ニューヨーク(CNNMoney) ロシア軍の兵士が画像共有サイト「インスタグラム」に、ウクライナ領内で撮影した「自撮り」写真を投稿したとの疑惑が浮上して論議を呼んでいる。
米ニュースサイト、バズフィードが最初に伝えたことろによると、兵士は6月30日と7月5日の2回にわたり、ウクライナで撮影したとみられる自身の写真をインスタグラムに投稿していた。
ウクライナでは同国政府軍と親ロシア派の衝突が続いているが、ロシア軍はウクライナ側へ部隊を送り込んだ事実はないと主張してきた。兵士の投稿が事実とすれば、ロシア軍越境の証拠になり得るため、注目が集まっている。
交流サイト、フェイスブックに掲載された本人の自己紹介によると、同兵士は無線部門で教官を務めている。服務中の書き込みは数カ月前から多数みられ、インスタグラムにはほかの兵士たちと並んだ写真や、スイカを食べたりガスマスクを着けたりしている自身の写真が掲載されていた。