不倫サイト攻撃のハッカー、会員情報をネットに公開
ハッカー側は利用者の性的な好みや現住所、勤務先情報、メールアドレスなども暴露すると予告していたが、これらが公開されているかどうかは不明。前出のトーシャイム氏によれば、データの総量は圧縮後で9.7ギガバイトと膨大なものに上るという。
サイトの親会社、アビッド・ライフ・メディアは、状況を詳しく調べているとコメント。「サイト利用者に対する違法行為だ」と述べ、米国やカナダの捜査当局と協力態勢を取っていることを明らかにした。
ハッカー側は声明で同サイトについて、実際の利用者は90~95%が男性だとも主張。サイト上で紹介されている女性数千人の登録情報は偽物だとしたうえで、「あなたのパートナーは世界最大の不倫サイトに登録したものの、不倫行為には至らなかったかもしれない。ただ不倫しようとしただけということだ。そんな区別に意味があるかどうかは分からないが」と皮肉っている。