交換後のギャラクシーノート7、機内で発火か 運航中止に
ニューヨーク(CNNMoney) 米サウスウエスト航空の旅客機内で5日、乗客が持っていたサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」が発火する事故があり、同航空はこの便の運航を中止した。
ギャラクシーノート7は相次ぐ発火を受けてサムスンが9月からリコール(回収・無償修理)を行っているが、今回発火した端末の持ち主は既に交換を済ませていたと話しており、米消費者製品安全委員会(CPSC)が調査に乗り出した。
事故はケンタッキー州ルイビル国際空港からメリーランド州ボルティモアへ向かう米国内便の機内で出発前に起きた。持ち主のブライアン・グリーンさんがWAVE3ニュースに語ったところでは、ノート7の電源を落としてポケットに入れたところ、数秒後に弾けるような音がして、着衣から煙が噴き出した。
「電話を取り出して床に放り投げた。自分の手の中で爆発してほしくなかったから。ほかにどうすればいいのか分からなかった」とグリーンさんは話している。