ツイッター、「政権移行」失敗で謝罪 誤って56万人を追加
ニューヨーク(CNNMoney) トランプ米大統領の就任にともなうツイッター公式アカウントの移行手続きにミスがあったとして、同社のドーシー最高経営責任者(CEO)が21日に謝罪した。新大統領のアカウントのフォロワー(読者)として一時、56万人が本人の知らないうちに追加されたという。不具合はすでに修正されている。
米大統領の略語を使ったハンドル名「@POTUS」は20日、第44代大統領だったオバマ氏から第45代のトランプ氏に引き継がれた。
オバマ氏の過去のツイートは全て、新たに設けた「@POTUS44」のアカウントに移動。オバマ氏のフォロワーは20日正午以降、「@POTUS」と「@POTUS44」の両アカウントをいったん自動的にフォローするが、いずれも希望すれば解除できるという設定になっていた。
大統領夫人や副大統領、ホワイトハウス、大統領報道官の公式アカウントについても同様の移行が設定されていた。
しかしドーシー氏の説明によると、それまでに「@POTUS」などのフォローを中止していたユーザーらも、新政権のフォロワーに追加されてしまうという手違いが起きた。