米メタ、10~12月期は減益 株価が一時20%下落

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メタの最高経営責任者(CEO)であるザッカーバーグ氏/Saul Loeb/AFP/Getty Images

メタの最高経営責任者(CEO)であるザッカーバーグ氏/Saul Loeb/AFP/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 交流サイト大手の米メタ(旧フェイスブック)が2日発表した2021年10~12月期決算は純利益が前年同期比8%減の約103億ドル(約1兆1800億円)だった。

決算発表を受けてメタの株価は時間外取引で一時23%下落した。

メタは仮想空間「メタバース」に大きく投資を行っているほか、既存の広告ビジネスが困難に直面している。

メタは、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が同社の未来だとするメタバースの構築に向けて、仮想現実(VR)やAR(拡張現実)の分野に投資を行っている。メタはまた、同社にとって主要な広告ビジネスに大きく影響するアップルのiOSの変更と闘っている。

メタによれば、ARやVRを手掛ける「リアリティーラボ」部門は通年で100億ドル以上の損失を計上した。

売り上げ全体の約99.5%を占める主要な広告部門でも成長が鈍化した。広告の売り上げは326億ドルと前年比20%増にとどまった。iOSの変更によりターゲット広告がより難しくなったという。

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