旅行者がニューヨーカーになりきるための11のコツ
(CNN) ニューヨークにはマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの行政区があるが、ニューヨークを訪れる旅行者の大半は5つの区すべてを訪問することはないだろう。しかし、ニューヨーカー(ニューヨーク居住者)にはある特徴があり、旅行者がそれを知っていれば役立つし、少なくともニューヨーカーたちからトラクターに乗って田舎に帰れと言われることはない。
これから挙げるニューヨーカーの特徴を記憶し、ニューヨーカーになりきっていただきたい。
1.ニューヨーカーは必ずしもマンハッタン出身ではない
人気映画監督のウディ・アレンのおかげで、世界の人々は、ニューヨーカーは皆アパート暮らしで、自意識過剰で、車の運転ができないと考えているかもしれないが、まったく、ばかげた話だ。
たしかにウディ・アレンはマンハッタン(とブルックリンの一部)の人々の生活を不気味なほど正確に描いたが、ニューヨーク市のその他の区には、庭付き一戸建て住宅が立ち並んでいたり、無料駐車場が簡単に見付かったりするなど、それぞれ独自の特徴がある。
もっとも、旅行者は地下鉄で寝過ごすなどしない限りそのような地区を訪れることはないだろう。
2.ニューヨーカーは必要に応じてマンハッタン出身になる
米国のほとんどの地域では車は事実上生活必需品だ。だが、マンハッタンは超高層ビルが立ち並び、駐車場の料金がアイビーリーグの授業料と同じくらい高額な場所だ。なので、さりげなく「車を2台所有している」と言えば十分に裕福さを誇示できるだろう。
3.ニューヨーカーは決して見上げない
映画「キングコング」が極めて非現実的なのは、巨大な猿がエンパイア・ステート・ビルに登ったからではなく、ニューヨーカーたちがそれに気が付いたからだ。というのも、ニューヨーカーは絶対に高層ビル群を見上げたりしない。
大半のニューヨーカーは、ニューヨークのスカイラインに大変誇りを持っているが、小学2年生の時に遠足で自由の女神に行って以来、見上げていない。なぜニューヨーカーは見上げないのか。その理由は・・・