東京が世界一魅力的な都市である50の理由
31.まるでビデオゲームの舞台のようなアダルトショップ
アダルト・エンタテイメントショップ「アリババ秋葉原店」のビルは、階を上がるごとにその「怪しさ」を増していく。1階にはハリウッド映画や日本映画が申し訳程度に並んでいるだけだが、2階からはフロアごとにさまざまなアダルト製品が売られている。
32.東京の夜に輝くレインボーブリッジ
港区の芝浦地区とお台場地区を結ぶ吊り橋「レインボーブリッジ」は、都内で最も有名な名所の1つだ。夜には青白く光るタワーとカラフルな照明が美しく、お台場のレストランのテラスから眺めると、まるで東京の夜景を見るための見事なフレームに見える。
33.極小レストランで味わう創作料理
東京の飲食店はどこも小さくて狭いことで知られるが、ホテル「マンダリン・オリエンタル東京」の中にあるタパス・モラキュラーバーは客席がわずか7席のみの極小レストランだ。メニューには、きゅうりの「キャビア」やライム塩の「泡」など、一風変わった創作料理が並ぶ。
34.何とも小さなゴジラ像
世にゴジラを送り出した映画会社(東宝)の本社が入る日比谷シャンテビル前の合歓の広場にゴジラ像がある。しかし、大きさはわずか50センチほど。台座のおかげで何とか通行人に見下ろされずに済んでいる。
35.マウリッツ・エッシャーの絵のようなアパート
三鷹の郊外に建つ天命反転住宅は、各部屋の色や形が異なるユニークなアパートだ。日本の古い「建物像」に挑戦し続ける建築家の荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏が、でこぼこの床など、これまでの常識を覆すアイデアでこのアパートを作った。
36.世界一安全な風俗街
歌舞伎町には、怪しいキャバクラ、飛行機をテーマにした「ショータイム・キャバレー」や「ピンクサロン」などの風俗店がひしめいているが、なぜかアコースティック・ギターを持ってぶらぶらしている学生たちもいる。歌舞伎町は決しておしゃれな街とは言えないが、ここも東京の一部なのだ。
37.苦労の末に味わえる極上の天ぷら
「天ぷら 元吉」は南青山の裏通りにあり、見つけるのに少々手間取るかもしれない。しかし、このGPSですら混乱する場所を見つけるのも楽しみの1つだ。そして、やっとの思いで店にたどり着いた末に味わえるのは、料理人が調理の技術だけでなく、材料にまでこだわったサクサクの天ぷらだ。
38.世界最高のファッションチェーン
ビームス、ユナイテッドアローズ、シップス、トゥモローランドなどの日本発のセレクトショップは、世界で数々のインディーズブランドを育てた専門家のおかげで、世界的に知られるまでに成長した。しかし最近は、最新かつ高品質の日本製の服を手頃な価格で提供している。
39.小さな飲み屋がひしめき合う街
新宿ゴールデン街での「はしご酒」は、他の場所と意味合いが異なる。ここでは、飲み屋から1歩外に出れば、次の飲み屋にぶつかる。ゴールデン街では、コストコの半分ほどの面積に200以上の飲み屋が軒を連ね、中にはわずか5席しかない小さな店もある。
40.新鮮な材料を使った季節限定カクテル
カクテル好きが多い東京では、バーテンダーたちもミシュランで星を獲得したシェフさながらの技術と視点でカクテル作りに取り組んでいる。青山にあるおしゃれなバー「バー・レイジ」では、バーテンダーたちが全国から取り寄せた最高級の新鮮な材料を使って、季節限定のカクテルを作ってくれる。