目的地の気候を「体験」できる装置登場 スウェーデン空港
(CNN) スウェーデンの首都ストックホルムにあるアーランダ国際空港に乗客が目的地の気候を事前に体験出来る特別装置が付いた空間「クライメット・ポータル」がお目見えした。
世界中の目的地の同じ時間帯の気候データを利用して再現したもので、今年8月末までサービスを提供する予定。
このサービスのブースは「暑い」「寒い」「大型」の3つの部屋に分かれている。風力創出や気温調整、音声や画像などを組み合わせて、熱帯、砂漠の乾燥気候、寒冷の平野気候や混雑する都市などに到着する体験を演出している。
同空港の広報担当幹部は、この模擬体験装置について全世界に直接つながっており、旅行に出掛ける乗客の手助けとなると強調。装置を使えば、航空機に搭乗する前、セーターやサングラスなどが必要なのかを知ることが出来ると話している。