オバマ大統領、ラテン系有権者に圧倒的人気 支持率70%
(CNN) 11月の米大統領選に向けてCNNと調査機関ORCインターナショナルが3日までに発表した世論調査で、ラテン系有権者の70%が民主党のオバマ大統領を支持していることが分かった。これは2008年の前回選挙でオバマ大統領に投票した67%を上回っている。
調査によると、オバマ大統領の支持率は、2010年の57%から今回調査で68%に拡大した。一方、共和党のロムニー氏の支持率は26%だった。オバマ大統領の実績を評価しないとする回答は、10年の41%から、今回の調査では28%に減った。
最も重視する政策としては44%が経済政策を挙げ、次いで移民政策の14%だった。経済政策と移民政策の比較では、74%が経済を重視すると回答し、景気対策では68%、失業対策では69%がオバマ氏の手腕に期待を表明。移民政策でも74%がオバマ氏に期待を示し、ロムニー氏は20%にとどまった。
調査は9月25~10月1日、ラテン系米国人の成人601人を対象に英語とスペイン語で実施した。