米サンフランシスコ市、公共の場でのヌードを禁止
(CNN) 米カリフォルニア州サンフランシスコで20日、公共の場で裸になることを禁止する条例が可決された。
市議会に相当する管理委員会での採決結果は、賛成6対反対5の小差だった。市庁舎では可決直後に反対派が着衣を脱ぎ捨てる騒ぎとなり、当局者らが毛布をかけて連れ去った。条例を発案したスコット・ワイナー議員はCNN系列局とのインタビューで、表現の自由を主張する反対派に対して「街の交差点で服を脱ぎ、局部をさらすことを表現の自由とはいわない」と反論した。
反対派は、条例を違憲として訴えを起こす構えだ。
条例は許可を得たパレードや祭典には適用されない。それ以外の場合、違反者には再犯回数に応じて100~500ドルの罰金が科される。1年に3回以上違反を繰り返した場合は1年間の禁錮刑となる可能性もある。