米大統領経験者の終身警護認める法律発効、オバマ氏が署名
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は13日までに、1997年1月1日以降の大統領経験者と夫人に対するシークレットサービスによる警護を終身続けることを認める新たな法案に署名した。
子どもについては16歳までは警護の対象となった。新法の成立で、ブッシュ前大統領夫妻が終身警護を受ける資格を新たに得た。
大統領経験者の存命中の警護を認める法律は以前にもあったが、連邦議会が1997年にホワイトハウスを去ってからの10年間に限定すると修正していた。ただ、この修正法案は、97年1月1日以前の歴代大統領は存命の間、警護を受けられるとも規定していた。
今回の新たな法案の発効で、終身の警護を受ける大統領経験者はブッシュ父子、カーター、クリントン各氏に、退任後のオバマ氏を含めた計5人となる。