米国人の57%、「家族や友人に同性愛者」 米世論調査
(CNN) 米国人の過半数が家族や親しい友人の中に同性愛の人がいると答え、同姓婚の支持率も上昇していることが、CNNとORCインターナショナルが25日に発表した世論調査で分かった。
それによると、同性愛の家族や親しい友人がいるという回答者は57%を占め、2007年に比べて12ポイント増えた。
同性婚を支持するという回答も、07年の40%から今回調査では53%に上昇。身内や親しい友人が同性愛者だと知って同性婚を支持する人が増えつつある傾向がうかがえる。
こうした現象を、息子が同性愛者だと知って同性婚に対する強硬姿勢を転換した共和党のロブ・ポートマン上院議員にちなんで「ポートマン効果」と呼ぶ向きもある。
同性愛の家族や知人がいると回答した割合は若い世代や大卒者の方が多く、男性よりは女性の方が多かった。同性婚も女性と大卒者、若者世代が最も高い割合で支持している。
調査は3月15~17日に米国の成人1021人を対象に電話で実施した。