米大統領選有力候補の知事が減量手術、服合わず怒りの決意
(CNN) 2016年の米大統領選で野党共和党の有力候補とも目されるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(50)が16日までに、先週告白していた減量のための手術実施はサイズが増す体形に衣服が合わなくなったことへのいら立ちが一因になったと明かした。
同州の地元紙によると、プリンストンでの出版サイン会で述べた。「肥満」が指摘される知事は先週、寿命を伸ばすため減量手術に踏み切ったと告白していた。
次期大統領選をにらんだ支持率調査などで人気が高い知事だが、米政界などでは健康管理への懸念も出ている。知事の体重は伝えられていないが、自ら「30ポンド(14キロ)落としてくれたら、より見栄えがするのに」との高齢女性の有権者からの助言を明かしている。
クリスティー氏はサイン会で、自らの体重問題を「何で克服出来ないのか」と強く自問するのは妻と共に衣服の店に出掛けた時だろうと指摘。「仕事用の服から離れようとカジュアル店に行って探しても、多くは着られず、一部はサイズに合わない。自分に腹が立つのはそういう時だ」と吐露した。
知事は今年2月、胃にシリコーン製バンドをはめる手術を内密に受けていた。この事実が明らかになった際、知事は自らのキャリアより家族のことを考えての手術と説明していた。