米国で「デートレイプ」薬検出するカップを開発

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薬品を検出すると色が変わる

薬品を検出すると色が変わる

この資金で試作品を開発し、GHBを検出できるストローなどを近く支援者に送ってフィードバックを募る予定。ケタミンやロヒプノールの検出についても実験を行っており、2014年半ばまでにはGHBも含めた3薬を検出できるカップとストローが完成する見通しだという。製品は同社のウェブサイトを通じた提供も予定している。

エイブラムソン氏はドリンクサビーのキャンペーンを通じてバーやクラブ、大学などに薬品検出製品の採用を促し、薬品を使った性犯罪の撲滅を目指したい考え。複数の大学とも交渉し、レイプ防止対策の一環として導入してもらうよう働きかけている。

価格はバーで一般的に使われているカップやストローとそれほど変わらないといい、12月か1月にはボストンのバーが試験的に導入する予定だ。

2007年に米国立司法研究所が行った調査では、性的暴行の被害に遭った女子大生のうち、2.4%が知らないうちに薬物を飲まされて抵抗できなくなったと答えている。

別の団体によれば、大学のキャンパスで発生するレイプ事件は90%にアルコールが使われているという。

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