同性愛を理由にチップなし、ウエートレスへ寄付続々 米
(CNN) 米ニュージャージー州ブリッジウオーターのレストランに勤めるウエートレスが同性愛者であることを理由にチップを拒否されたと、インターネットの交流サイト(SNS)で訴えた。これが大きな反響を呼び、ネット上などで続々と寄付が集まっている。
ウエートレスのデイナ・モラレスさん(22)は13日夜、夫婦と娘2人という家族連れのテーブルを担当した。一家が帰った後、残された93.55ドル(約9400円)のレシートにチップの金額は記入されていなかった。代わりに「あなたの生き方に同意できないのでチップは払えません」という走り書きがあった。
モラレスさんはCNNとのインタビューで「まず怒りを感じ、それから深く傷付いた」と振り返る。
自身が同性愛者であることは何年も前から胸を張って公言してきたが、この夜、一家との間でそのような会話はなかった。ただ最初のあいさつで名乗った時、女性に「名前はダン(男性名)かと思った」と言われたという。
「失礼でひどい行為。あんな風に育てられる子どもたちがかわいそう」と、モラレスさんは話す。