米旅客機、空港間違えて着陸 短い滑走路で急制動
(CNN) 乗客124人を乗せて米ミズーリ州の空港を目指していたサウスウエスト航空の旅客機が12日、誤って州内の別の空港に着陸するハプニングがあった。米連邦航空局(FAA)や米国家運輸安全委員会(NTSB)が原因などを調べている。
同機はこの日午後、シカゴのミッドウェー国際空港を出発し、ミズーリ州のブランソン空港に向かっていた。ところが着陸したのは同空港から約11キロ離れたクラーク・ダウンタウン空港だった。
クラーク空港は規模が小さく、滑走路の長さは約1140メートルと、ブランソン空港の半分程度しかなかった。
このためパイロットは同機が着地すると強くブレーキをかけ、滑走路が終わる約152メートル手前で機体を停止させた。地元消防局によると、けが人はなかった。
もし滑走路を外れていた場合、空港の外壁を破って幹線道路に突っ込むところだった。