米NY警官射殺の容疑者、犯行前に警察への怒り投稿

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射殺された警官の息子がメッセージ

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市ブルックリン区で警官2人が射殺された事件の容疑者は、インターネットの交流サイト(SNS)などに政府や警察に対する怒りや、犯行予告とみられる内容のメッセージを投稿していたことが分かった。

イスマーイール・ブリンスリー容疑者(28)は20日午後、パトカーの中にいた警官2人を狙って計4発発砲した後、近くの地下鉄駅で自殺したとみられる。警官は2人とも頭部を撃たれて死亡した。

ニューヨーク市警(NYPD)の幹部が21日に語ったところによると、同容疑者は事件前にネット上で、白人警官が黒人男性を射殺したり首を絞めて死亡させたりした問題に言及。画像共有サイトのインスタグラムで「あいつらがこっちを1人殺すならこっちは2人やり返す」などと発言し、けん銃の写真とともに「これが最後になるかもしれない」というメッセージも掲載していた。

同幹部によれば、ブランスリー容疑者にはジョージア州で15回、オハイオ州で4回の逮捕歴があった。2011~13年には武器を不法に所持した罪で収監されていた。ブルックリン区には母親が住んでいるという。

犯罪組織とのつながりを示す情報はなく、宗教に関連した発言も見つかっていない。

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