米NYやボストン、「史上最大級の暴風雪」に警戒呼びかけ

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「吹雪に備えて」 米NY市長

(CNN) 米北東部で26日から27日にかけて猛烈な暴風雪が予想されており、ニューヨーク市のデブラシオ市長は25日の記者会見で「ニューヨーク市史上、最大級の暴風雪になる公算が大きい」として警戒を呼びかけた。

ボストンやニューヨークの積雪は90センチあまりに達する見通し。ニュージャージー州北東部からニューヨーク、コネティカット州南部にかけての一帯はハリケーン級の暴風が吹く恐れがあり、ロードアイランド州とマサチューセッツ州の一部は強い寒波が予想される。

現地時間の25日午後5時には、カナダとの国境に至る広範な地域に暴風雪警報が出された。

デブラシオ市長によれば、公共交通機関などは26日夕刻にかけて大幅な遅れが出たり動かなくなったりする見通し。市長は「これまで見たことのないほど最悪の事態に備え、あらゆる対策を講じてほしい。この暴風雪を過小評価してはならない」と繰り返した。

マサチューセッツ州の緊急対策当局も、記録的な暴風雪のため州全域で交通機関がまひすることが予想され、移動は命の危険を伴うと警告している。ボストンなどの住民は食料や水を買い込んだり、停電に備えて発電機を用意するなどの対策に追われた。

ニューヨーク州のクオモ知事は、26日から27日にかけて通勤の足は大幅な混乱に見舞われると述べ、各地で道路の通行止めや停電なども予想されると指摘。関係各局に対策を指示したことを明らかにした。

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