たばこ購入の年齢を21歳以上に、法案可決 米ハワイ州

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ハワイ州でたばこや電子たばこの購入年齢を21歳に引き上げる法案が可決

ハワイ州でたばこや電子たばこの購入年齢を21歳に引き上げる法案が可決

(CNN) 米ハワイ州の州議会は2日までに、たばこや電子たばこの購入を許可する年齢を現在の18歳から21歳に引き上げる法案を可決した。デービッド・イゲ同州知事が署名すれば、来年1月1日から発効する。

たばこの販売許可を21歳以上とする法律が施行されれば、米国の州レベルでは初めて。

46州では18歳以上に認め、アラバマ、アラスカ、ニュージャージーとユタ各州では少なくとも19歳としている。ただ、市町村レベルではニューヨーク市など数十の自治体が既に21歳以上としている。

イゲ知事が法案に署名するのかは不明。しかし、知事は最近、喫煙を違法とする全ての場所での電子たばこの使用を禁じる法案を認めていた。

ハワイ州の法案によると、最初の違反行為には10ドル(約1200円)の罰金を科す。再犯の場合は罰金50ドルか地域社会への奉仕行為の処罰となる。同州で昨年実施された有権者調査によると、71%が21歳への引き上げを支持していた。

米医学研究所は先月、たばこ販売の許可を21歳以上とする措置は公共衛生対策で相当な好影響が見込めるとの報告書を発表。この措置を全米規模で打ち出した場合、2000年から19年までの間に生まれた国民の早期死亡者を約25万人減らし、肺がんによる犠牲者を約5万人少なくさせるとも予測していた。

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