米軍女性兵士の全面的な戦闘任務参加、海兵隊が「抵抗」か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米軍内での「男女平等」はどこまで進むか?

米軍内での「男女平等」はどこまで進むか?

ワシントン(CNN) 米軍内で来年1月の実現を目指す全ての戦闘任務に男女平等主義を適用させる問題で、海兵隊だけが一部の任務についてこの原則からの除外を求める可能性があることが20日までにわかった。

メイバス長官ら海軍首脳の文官組は男女平等主義の推進を支持しているが、海兵隊幹部らはこれに反発しており、組織内の内輪もめにつながりかねない事態となっている。

海兵隊が女性兵士の配置拒否を求める任務の内容などは不明。男女平等主義の適用に関する特例の申請は今年10月1日までに求められている。海兵隊は機構的に海軍の傘下にあるため、この申請は海軍に提出することになる。メイバス長官は、海兵隊のための特例申請を行うつもりはないと明言している。

カーター国防長官が女性兵士に開放する任務の選択についての最終的な決定権を持っている。米陸軍では今夏、女性兵士2人が過酷な訓練で知られるレンジャー課程を初めて突破し、話題となっていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]