オバマ大統領、「米国でのテロの情報なし」 感謝祭前に強調

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差し迫ったテロの危険は存在しないとの認識を表明するオバマ大統領

差し迫ったテロの危険は存在しないとの認識を表明するオバマ大統領

ワシントン(CNN) 米オバマ大統領は感謝祭の休日を前にした25日、米政府はあらゆる手段を使って国内の安全確保に努めていると述べるとともに、米国での具体的なテロ情報は見つかっていないと語った。

オバマ大統領はこれに先立ち、安全保障問題の顧問らと会合。「米政府は母国の安全確保のためあらゆる可能な手段を行使している」と述べた。

また、これまでに「米国での(テロ)計画を示す具体的かつ信用に足る情報は得ていない」と明言した。

「(多くの)米国人がこの週末、家族と過ごすために旅をする。そうした中、我が国のテロ対策機関や情報収集機関、国防や警察・司法のプロたちはあらゆるレベルで、残業もして働いていることを知っておいて欲しい」とオバマ大統領は述べた。

過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」はパリ同時多発テロの直後、それもオバマ大統領がオランド仏大統領との会談でフランスを支援する姿勢を改めて示した次の日に、さらなるテロ攻撃を行うと予告した。

またオバマ大統領は、政府は8000回を超える空爆をはじめとするISISへの直接攻撃と、国境管理の強化という二方面作戦で米国をテロから守っていると述べた。

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