初戦のアイオワ州 トランプ氏が優位、クルーズ議員にも勢い
ワシントン(CNN) 来年2月に米大統領選の初戦となる民主、共和両党の党員集会が開かれるアイオワ州での最新の世論調査で、共和党は実業家ドナルド・トランプ氏が依然として支持率を伸ばし続けていることが分かった。
共和党の党員集会に参加するとみられる有権者の中では、トランプ氏の支持率が33%とトップ。続いてテッド・クルーズ上院議員が20%と、2位に躍り出た。一時トランプ氏と首位を争った元医師ベン・カーソン氏は16%で、3位に転落した。
4位はマルコ・ルビオ上院議員(11%)、5位はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(4%)だった。
10月末から11月初めにかけて実施した前回の調査に比べ、トランプ氏の支持率は8ポイント、クルーズ氏は9ポイント上昇。一方でカーソン氏は7ポイント下がった。
米モンマス大学も7日、アイオワ州での世論調査の結果を発表したが、クルーズ氏の支持率がトランプ、カーソン両氏を上回る結果となった。