副操縦士を飲酒の疑いで拘束、搭乗前に 米空港
(CNN) 米デトロイト・メトロポリタン国際空港で26日早朝、乗務を予定していたアメリカン航空の副操縦士が飲酒の疑いで拘束されたことが分かった。空港の広報担当者が明らかにした。
同空港の報道担当者によると、副操縦士が酒酔いの兆候を示しているとの通報を受け、空港警察がターミナルへ出動。呼気検査で不合格となったため、身柄を拘束した。
地元警察でさらに精密な検査を実施した結果、やはり航空機の操縦者に課された法定の限度を超えるアルコールが検出されたという。
この影響でデトロイト発フィラデルフィア行きのアメリカン航空736便が欠航となり、乗客らは別の便への振り替えを余儀なくされた。
当局によると操縦士は1965年生まれでペンシルベニア在住。今のところ名前は公表されていない。
アルコール濃度が下がった時点で釈放されたが、空港警察が送検の準備を進めている。空港の報道担当者は「非常にまれなケースだ」と述べた。