米西部コロラド州、季節外れの大雪 観測史上2番目
(CNN) 米西部のコロラド州が季節外れの大雪に見舞われ、住民が雪かきなどの作業に追われている。州都デンバーでは17日朝までに約30センチの雪が積もり、この季節としては観測史上2番目の大雪となった。
平年のデンバーの4月の積雪量は月間平均で約23センチ。つまり1カ月分を大幅に上回る雪が降ったことになる。
同州フロントレンジ地域では1メートルを超す積雪を観測し、雪の影響で16日夜には幹線道路が一時通行止めになった。
しかしデンバーに住む51歳の男性は「みんな楽しんでいるよ。雪が大好きだから」と気に留めず、「雪は景気の原動力だから」と歓迎する様子。同州で天候が大きく変わるのは珍しくなく、デンバーの気温は22日までには26度を超すと予想されている。
一方、米東部は高気圧に覆われて気温が上昇し、アトランタは17日午後5時の気温が22度を超えた。