クルーズ氏が撤退を表明 インディアナ州はトランプ氏勝利
(CNN) 米大統領選へ向けた民主、共和両党の候補指名争いは3日、インディアナ州で予備選が実施され、CNNの予想によると、共和党では実業家のドナルド・トランプ氏が勝利を確実にした。この結果を受け、2番手のテッド・クルーズ上院議員は指名レースからの撤退を表明した。
クルーズ氏は「インディアナで全力を尽くしたものの、有権者は別の道を選んだ。我々の心は重いが、長い目で見た米国の将来に大きな希望をかけて選挙戦を中止する」と述べた。
同氏はインディアナを何としても勝ち取ろうと、3番手のケーシック・オハイオ州知事と共闘態勢を敷き、副大統領候補に元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏を指名するなどの作戦に出たものの、成果をあげることができなかった。
トランプ氏は4月19日のニューヨーク、26日の東部5州での予備選に続き、インディアナでも決定的勝利を収める見込み。