トランスジェンダーの入隊禁止、米国防総省が解除を検討
ワシントン(CNN) 米国防総省が現在は公式には認めていない、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーの人々の入隊に道筋をつける内規改正などを検討していることが26日までにわかった。複数の米国防総省当局者が明らかにした。
解除の発表日時については近々との見方や、最終決定がまだ固まっていないため後日になるとの指摘もある。また、解除の具体的な程度も不明となっている。
カーター米国防長官は昨年、トランスジェンダーであることを公言する人々を米軍に迎えることを望む意向を表明。公に入隊を認めた場合の米軍内の受け入れ態勢などを調べる考えも示していた。
同省のクック報道官は最近、長官はこの問題に綿密に取り組み続けており、進展も見られると指摘。「長官は近く最終決定を下すことを示唆した」とも述べた。