トランプ陣営、マナフォート選対議長が辞任
トランプ陣営の幹部が離脱するのは、元選対本部長のコーリー・ルワンドウスキ氏が6月に陣営を去って以来、2度目。
マナフォート氏をめぐっては、ウクライナで親ロシア派の利益を代表していたのをはじめ、海外で広範なロビー活動を行っていた経歴に対する捜査が進んでいる。これに対しマナフォート氏は自己弁護を展開。メディアにも反論している。
米国の捜査当局者によると、親ロシア派のヤヌコビッチ前ウクライナ大統領をめぐる汚職疑惑に絡み、米連邦捜査局(FBI)と米司法省が、同氏らの汚職を助ける目的で米国の企業や金融機関が使われていなかったか調べを進めている。マナフォート氏の会社が行っていた仕事も捜査対象に含まれているという。
捜査当局者らによれば、マナフォート氏は今のところ捜査の焦点にはなっていない。ただ、進行中の捜査であり、検察当局はいかなる可能性も排除しない姿勢を示しているという。