米軍のステルス駆逐艦、初の本格航行 来月就役
(CNN) 米海軍は11日までに、敵レーダー網を回避出来るステルス機能を持つ最新鋭の駆逐艦「ズムウォルト」が正式就役へ向けた初の本格的な海洋航行を開始したと発表した。
初の海洋航行では米メーン州バスから母港となるカリフォルニア州サンディエゴへ向かった。この後、メリーランド州ボルティモアで今年10月15日に催される正式就役の式典に参加する。
全長610フィート(約186メートル)のズムウォルトの建造費は約30億ドル(約3090億円)。レーダー探知をくぐり抜けるため船体は角張った形状になっている。
搭載兵器は、最長で63マイル(約101キロ)離れた標的に届く砲撃システムなどを含む。
また、運航システムは自動化されているため、通常型の駆逐艦と比べ乗員数は少なくなっている。