米NY爆発 新たに男性2人の写真公開、情報提供呼びかけ
ニューヨーク(CNN) 米ニューヨークで起きた爆弾事件に関連して米連邦捜査局(FBI)は21日、現場付近の防犯カメラに映っていた男性2人の写真を新たに公開し、一般からの情報提供を呼びかけた。逮捕された容疑者は入院中で、まだ取り調べは行われていない。
FBIによると、2人は17日の爆発が起きたニューヨークのチェルシー地区で同日、路上に置き去りにされたかばんを見付け、中から圧力鍋に配線を取り付けた手製爆弾を取り出していた。爆弾はその場に残し、かばんは持ってその場を立ち去ったという。
ニューヨーク市警のテロ対策局長は、この2人から目撃者として事情を聴くために探していると説明、「2人に容疑がかけられているわけではなく、逮捕される恐れもない」と強調した。
一方、19日に逮捕されたアフマド・ラハミ容疑者は警官との銃撃戦で負傷し、手術のためニュージャージー州の病院に運ばれた。まだ意識はなく挿管されていて、動かすことのできる状態ではないという。
医師はまだ取り調べを許可していないが、一両日中にも許可される可能性はある。