トランプ氏や家族の警護費用、1日1億円超 米NY市
ニューヨーク(CNNMoney) ドナルド・トランプ次期米大統領の自宅がある米ニューヨーク市で、同氏や家族の警護に毎日100万ドル(約1億1000万円)を超える経費がかかっていることが、市当局者らの話から明らかになった。
ニューヨークに大統領が常時滞在するという状況は前例がないという。デブラシオ市長は「少なくとも就任式まではこの状況が続く。これは市警にとっても市当局にとっても難題だ」と強調した。
米国の現大統領や次期大統領の警護は主にシークレット・サービス(大統領警護隊)が担っているが、通行規制などを担当するのはその地域の警察だ。大統領が地元に滞在する時は必ず現地の警察が警護に当たることになっている。
特にトランプ氏のケースは費用がかさむ。一家の自宅は最大都市ニューヨークの中でも人口密度の高いマンハッタンの「トランプ・タワー」内にあるからだ。