「ISISのためにやった」 米空港銃乱射の容疑者が供述
フロリダ州フォートローダーデール(CNN) 米フロリダ州フォートローダーデールの空港で今月6日に起きた銃乱射事件で起訴されたエステバン・サンティアゴ被告は取り調べに対し、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のために攻撃を実行したと話していることが分かった。
17日に行われた保釈審査で、取り調べを担当した連邦捜査局(FBI)の特別捜査官が明らかにした。被告が実際にISISと接触を図っていたのか、ただ感化されただけだったのかについては明言しなかった。
サンティアゴ被告は事件前、連邦当局に「頭の中で声が聞こえる」「マインドコントロールされている」などと相談していた。事件直後にも同様の供述をしていたが、フロリダのFBI事務所に身柄を引き渡されてからはISISのためだったと主張し始め、マインドコントロールには一切言及していないという。
ISISはこの事件について犯行声明を出していない。