米海軍のFA18型機、3分の2飛行出来ず 修理遅れなど
モーラン副部長は、保有機材の老朽化や機数の制限、要員不足で海軍は将来の紛争に脆弱(ぜいじゃく)な戦力で立ち向かうことを強いられるとも警告した。
新任のマティス国防長官は有事への即応態勢を強化するため人員や予算増加を最優先事項の1つと強調している。トランプ大統領も海軍艦艇の増強や空軍の航空機拡充を選挙戦の公約としてきた。
しかし、下院軍事委の幹部メンバーであるアダム・スミス議員(民主党)はCNNとの取材で、金はいくらでも惜しまないとの空想は可能だが、連邦政府予算の切り詰め方針を損ねず軍の即応態勢を改善させることは不可能に近いとの現実があると指摘。共和党はまだこの問題への解決策を示していないと主張した。