CDCのコロナ警戒レベル、半数以上が依然として高リスク「3」

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CDCのコロナ警戒レベルで高リスク「3」に分類されたブラジルのリオデジャネイロ/Ekaterina Belova/Adobe Stock

CDCのコロナ警戒レベルで高リスク「3」に分類されたブラジルのリオデジャネイロ/Ekaterina Belova/Adobe Stock

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は22日、世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づく渡航警戒レベルのリストを更新した。合わせて約235カ所に上る渡航先のうち、高リスクを示す「レベル3」には130カ所近くと、今も半数以上が指定されている。

CDCは、直近28日間の感染者が10万人あたり100人を超えた国・地域をレベル3として、渡航前に各自が受けられるワクチン接種を完了するよう勧告してきた。

22日付のリストではアフリカ南西部のナミビアだけが3から外れ、感染者が10万人あたり50~100人の「レベル2」に引き下げられた。新しく3に加わった渡航先はなかった。

レベル2はナミビアのほか、これまで同49人以下の「レベル1」だったキューバが追加され、計19カ所になった。

レベル1は、これまで2だったサウジアラビアが加わって計22か所。

データ不足の「不明」には、アフリカ西部のベニンがレベル1から移された。不明のカテゴリーは計70カ所近くと、全体の約3分の1を占める。CDCはリスクが把握できないとして、渡航を避けるよう呼び掛けている。

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