トランプ前大統領が怒りのクリスマスメッセージ、憎しみと陰謀論満載

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トランプ氏が怒りや憎しみを込めたクリスマスのメッセージをSNSに投稿/Charlie Neibergall/AP

トランプ氏が怒りや憎しみを込めたクリスマスのメッセージをSNSに投稿/Charlie Neibergall/AP

(CNN) 米国のドナルド・トランプ前大統領が、怒りや憎しみを込めたクリスマスのメッセージを相次いでSNSに投稿した。一連の投稿には、米大統領選挙が行われる2024年、トランプ氏が国民に押し付けようとする不和や陰謀論が見てとれる。

怒りの矛先はジョー・バイデン大統領やジャック・スミス特別検察官。クリスマスイブの24日は全て大文字の英語でこんな内容を書き込んだ。

「彼らは私の陣営をスパイして議会にうそをつき、FISA(外交情報監視法)でずるをして、大統領選挙を不正操作し、多くは刑務所や精神施設から来た何百万人もの人々に我が国を侵略させ、アフガニスタンをめちゃくちゃにした。頭のおかしいジャック・スミスのようなジョー・バイデンの不良どもや悪党どもが私を追って来ている。我が国でこれほどの迫害はかつてなかった。それは選挙妨害と呼ばれる。メリークリスマス!」

クリスマスの25日になってもトランプ氏の機嫌が直る様子はなく、バイデン大統領が選挙妨害を仕切っていると主張して責め立てた。一方で支持者に向けて、「米国を再び偉大な国にしたいと思う、勇敢で素晴らしい愛国者たちに大きな輝かしい勝利を。全員にメリークリスマス!」と書き込んだ。

トランプ氏の陰鬱(いんうつ)なムードとは対照的に、世界の指導者は平和や和解を訴えている。バイデン大統領は国民に向けたクリスマスメッセージをSNSに投稿。「この静かな夜、あなたに平和がありますように。周りの人たちの温かさに包まれますように」と祈った。

トランプ氏の怒りは25日午後になっても収まらず、バイデン、スミス両氏に向けた言葉は「彼らを地獄で腐らせたまえ。メリークリスマス」だった。

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