イスラエル軍戦闘機、正体不明の無人機を撃墜
エルサレム(CNN) イスラエル軍は6日、同国空軍の戦闘機が南部のネゲブ砂漠上空で無人機1機を撃墜したと発表した。
軍の発表によると、無人機はパレスチナ自治区ガザ上空で発見された。一帯をしばらく飛行した後、イスラエル領空内へ侵入したという。軍は同機を追跡し、午前10時ごろに撃墜した。
軍報道官は無人機のルートや、軍事施設上空を飛行したかどうかなどについては明言していない。無人機に武器や爆発物は搭載されていなかった。
イスラエルのバラク国防相は6日午後の声明で「イスラエル領空侵犯の試みを非常に重大な事件と受け止め、今後対応を検討する」と述べた。
軍当局者らは無人機の出発地を巡り、ガザとは考えにくいとの見方を示している。