南ア軍機が墜落、マンデラ元大統領の居住地近く 死傷者不明
ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカ軍当局は6日、同国南部の山間地帯ドラーケンスベルク地区に近いマンデラ元大統領(94)の居住地区に向かっていた軍用機が墜落、生存者の救出に当たっていることを明らかにした。
同機が従事していた作戦目的や搭乗人員数は不明。国防省報道担当者は墜落原因については触れなかった。
地元メディアによると、同機は5日夜、首都プレトリアにある基地を離陸した。マンデラ元大統領の治療に当たる医師団を乗せていたという。ただ、マンデラ氏の側近筋はこの事実を否定した。
国防省によると、墜落機はウムタタ町の飛行場へ向かっていた。町は元大統領の居住地から数キロ離れているという。
元大統領は2010年に南アフリカが主催したサッカーのワールドカップ(W杯)本大会以降、公の場所に姿を見せていない。