アフガン駐留の仏戦闘部隊、撤収完了 1年で2500人撤退

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訓練を受けるアフガン軍の新兵。フランス軍は今後、訓練支援などに当たる

訓練を受けるアフガン軍の新兵。フランス軍は今後、訓練支援などに当たる

(CNN) フランス国防省の報道官は15日、アフガニスタン軍事作戦に従軍していた最後の戦闘部隊が同日、撤収を完了したと発表した。今年5月に就任したオランド大統領の選挙公約に沿った措置。

フランスのCNN系列局によると、アフガン駐留仏部隊は過去1年で約2500人が撤退を終えた。

戦闘部隊の帰国後も約1500人の兵士らがアフガンに約半年間残り、携帯装備品の撤去やアフガン軍の訓練支援などに当たる予定。また、文官らはアフガンの首都カブールの国際空港やカブールの軍病院の運用を続ける。

フランスはアフガンの治安維持に当たる北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)に大規模な部隊を派遣する主要国の1つだった。最大の兵力を送っていた米国の駐留軍は現在約6万8000人となっている。

ISAFの派遣国は2014年末までに治安権限をアフガン側にほぼ委ねる撤退戦略を進めることで合意している。

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