シリアで500人超す遺体か、「治安部隊が襲撃」と反体制派
(CNN) シリア反体制派の「地域調整委員会(LCC)」は、同国各地で21日、過去6日間の治安部隊による襲撃で死亡したとみられる民間人など少なくとも566人の遺体が見つかったと明らかにした。
LCC広報によれば、1日でこれほど多くの犠牲者が判明したのは、2011年3月に同国が内戦状態に陥って以来、初めてだという。
LCCの活動家によると、このうち首都ダマスカスの郊外では、少なくとも450人が死亡しているのが見つかったという。この地域は過去6日間で3000人あまりの治安部隊に急襲され、民間人少なくとも300人と、反体制派「自由シリア軍」のメンバー150人が死亡したと活動家は話している。