北朝鮮、韓国系米国人に重労働15年の判決

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(CNN) 北朝鮮の最高裁判所は、同国で昨年11月に拘束された米国人男性に対し、重労働15年の判決を言い渡した。朝鮮中央通信(KCNA)が2日に伝えた。

KCNAのウェブサイトに掲載された記事によると、重労働を言い渡されたのは韓国系米国人のペ・ジュンホ(米国名ケネス・ペ)さん。

米政府高官がCNNに語ったところでは、ペさんは正規の観光ビザで北朝鮮に入国した。この高官によると、米国務省はペさんがどのような罪に問われたのかを把握していないという。

KCNAによれば、ペさんは北朝鮮に対する「重大な犯罪を犯した」として30日に有罪判決を言い渡された。具体的な内容は明らかにしていない。ペさんは昨年11月に羅先(ラソン)市で逮捕された。

米国務省は人道的見地から、ペさんの解放を求めていた。同省報道官は報道陣に対し、北朝鮮で米国の利益を代表しているスウェーデンの外交官が、ペさんと面会できたと話していた。

これまでにも米国人がビザを持たずに北朝鮮に入国したことはあったが、米当局者によれば、ペさんの場合は過去にも北朝鮮を訪問したことがあり、正規のビザを持っていたという。

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