オランダのフリーゾ王子が死去 スキー事故で病床に
(CNN) オランダのウィレム・アレクサンダー国王の弟、ヨハン・フリーゾ王子が12日、死去した。44歳だった。同国王室が明らかにした。フリーゾ王子は、2012年2月にオーストリアでスキー中に雪崩に巻き込まれて脳を損傷し、17カ月以上「ほとんど意識のない状態」が続いていた。
当局者によると、王子はオーストリアのスキーリゾート、レッヒ・アム・アールベルクのゲレンデの外で友人らとスキー中に雪崩に巻き込まれ、救出されるまで雪の下敷きになったことで酸欠状態に陥ったという。当時、王子を診察した医師は、王子は脳を損傷したと述べていた。
王子はオーストリアで治療を受けた後、英ロンドンの病院に移送され、そこで1年以上入院していたが、先月退院してオランダ・ハーグに移り、自宅で治療を受けていた。