イスラム過激派がソマリア大統領府を攻撃
ソマリア・モガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオで21日、武装集団が大統領府に破壊的攻撃を行った。当局と複数の目撃者が明らかにした。
警官によると、大統領府のゲートで爆発があったのに続き、武装集団と警備員との間で銃撃戦になったという。
ある国連関係者は短文投稿サイト「ツイッター」上で、モハムド大統領から無事を伝える電話があったことを明らかにした。
国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織で、ソマリアを拠点に活動するシャバブが犯行を認めている。シャバブの広報担当者は、この攻撃で同組織の目的は達成できたと語った。
ソマリアのアブディカリム・フセイン・ゲルド国家治安相によると、この攻撃で少なくとも12人が死亡し、その中には2人の政府関係者とシャバブの戦闘員7人が含まれているという。
ソマリアでは13日にも、モガディシオの国際空港付近で自動車爆弾が爆発し、2人が死亡、4人が負傷する事件が発生しており、この時もシャバブが犯行を認める声明を出した。