クリミアが独立宣言、欧米は対ロシア制裁を発表

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米大統領、ロシアへの制裁を強化

(CNN) ウクライナ南部クリミア自治共和国は住民投票の結果を受けて、17日にウクライナからの独立を宣言し、ロシアに編入を要請した。米国と欧州連合(EU)は同日、ロシアやクリミアの当局者らを対象とした制裁措置を発表した。

選管発表によると、住民投票ではロシア編入への賛成票が96.7%を占めた。

ロシアのプーチン大統領はクリミアの独立を認める大統領令に署名した。ロシア議会では近く、クリミアの編入要請を受けた審議が始まる見通しだ。

EUのアシュトン外交安全保障上級代表は、ウクライナの領土と主権、独立が脅かされているとして、クリミアの親ロシア派指導者やロシア議会でクリミア併合を承認した有力議員10人、ロシア軍司令官3人を含む計21人への制裁を発表。ロシアに対し、「負の連鎖を止めるためにはクリミア編入を中止するべきだ」と改めて呼び掛けた。

EUは近く予定される首脳会議で、さらに制裁を拡大する構えだ。

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