イスラム国は「がん」 オバマ米大統領が空爆継続を宣言

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テロとの戦いの継続を宣言するオバマ米大統領

テロとの戦いの継続を宣言するオバマ米大統領

(CNN) 過激派組織「イスラム国」が米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーさんを殺害する映像を公開したことを受け、オバマ米大統領は20日のテレビ演説で、「我々はこの憎むべきテロリズムとの戦いを続ける」と宣言した。

米軍はこの日もイラク北部で「イスラム国」に対する空爆を続けた。

米国防総省は20日、イラクのクルド人部隊が米軍の援護を受けて奪還したモスルのダムの周辺で、「イスラム国」の移動部隊を狙って14回の空爆を行ったことを確認した。

オバマ大統領は演説の中で、「米国は今後も国民を守るためにやるべきことをやる」と述べ、フォーリーさんの殺害は「世界中の良心に衝撃を与えた」と断言。「イスラム国」を「癌(がん)」と呼んで非難した。

「イスラム国」が19日に公開した映像では、フォーリーさんの殺害に続き、もし米国がイラクでの軍事作戦を中止しなければ、スティーブン・ソトロフさんとみられるもう1人の米国人ジャーナリストも殺害すると予告。ソトロフさんの生死はオバマ大統領の次の行動次第だと脅迫している。

米政府関係者によれば、「イスラム国」はソトロフさんのほかにも多数の米国人を拘束しているとみられる。

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